途中で読むのを辞めた漫画に関する諸々
ゲラなのでビクトリー・猗殺堕でハチャメチャに笑ってしまいました。もう今月はほぼほぼ鬼滅ンピースZだったので抱負は達成したんだな、って……まぁ、やっていることは役立たずの狛犬といいますか、隣の道場主の息子に近いんですけどね。イケメンの例が若干音柱に寄っていることに気付いて再度笑えたので今月の読者アンケートはBの項目に80って入れようと思います。
ということで最近まったりとした日々を送っていたので年末年始に録画しておいたドラマを見ていたのですが、露伴先生に「最初から読まないよりもっと悪い」と言われた途中から読まなくなった漫画が幾つかあることを思い出したので忘備録代わりに記事にしようと思い立ちました。
と言う訳で
・自分でお金を出してコミックスを購入していた
・が、途中で買わなくなって読まないままに現在を迎えた
漫画をつらつらと覚えている範囲で挙げていこうと思います。
読まなくなった理由:己が未熟で愚かだったから
松井先生の新連載楽しみですね、の意も兼ねて一番手です。
元々ネウロが大好きなもので、暗殺教室も1話からずっと追ってコミックスを購入していました。やっぱ松井先生の漫画は最高だぜ!というテンションで読んでいたのを覚えています。
そしてアレは暗殺教室がアニメ化して少し経ち、ジャンプや各種メディアで推されていた頃、当時の今よりも未熟で愚かな私はこう思ったのです。「おかしくない?」と。
「確かに暗殺教室は面白い漫画だけど、こんなに流行するなんておかしい。何か裏があるのでは?ステマしてるのでは?部数盛ってるのでは?」
もう「馬鹿じゃないのお前」以外の台詞が出てきませんね!私の八大黒歴史のひとつです。今でも理解出来ないのですが、当時の私は暗殺教室の流行を「メディアが『暗殺教室が流行ってる感』を作り出そうとしている!こんなに流行る漫画じゃないもん!私は騙されない!」と断じて既刊をアニメから入った友人に譲渡しました。
なんでただの漫画読んでるだけのオタクが流行が作られたものかどうか正しく判断出来ると思い込んでたんでしょうね。不可思議。思い返すだけで己の傲慢さと未熟さと愚かさで「やはり人類は愚か……」みたいな気持ちになります。人類を巻き込むな。
良い子の皆は陰謀論は中学、遅くとも大学生で卒業するようにしましょう。でないと、面白い漫画を読む機会の損失があったりするので。
『ポケットモンスターSPECIAL』 日下秀憲 真斗 山本サトシ
読まなくなった理由:作画が変わったから
比較的分かり易い理由で読まなくなった漫画がこちらです。作画が変わった、と言ってもパールがオクタンほうを見抜いた辺りまでは読んでいたので変わってからもそこそこ読んでいた記憶があります。
が、結局「初期の絵柄の方が好きだな……」となり読まなくなってしまいました。判断が遅い。
読まなくなった理由:近所の本屋が入荷してくれなくなったから
夏目先生のクロザクロ前の作品であるトガリが好みだったので、クロザクロもコミックスを購入して読んでいたのですが、当時利用していた近所の書店が4巻以降を入荷してくれませんでした。
一応、行ける範囲の本屋は回ったのですが見つからず、後日ブックオフや古本屋に行く度に探していましたがクロザクロに出会える機会はあまりありませんでした。あっても1、2巻ばかりが並んでいて歯噛みした記憶があります。
読まなくなった理由:地元の祭りのカラオケ大会でコスプレイヤーが登壇したから
自分でも死ぬほど理不尽な理由だとは思うのですが、そう。あれは劇場版の紅桜編がやっていた頃です。その頃までは銀魂はコミックスも集めていたし、アニメもそこそこ見ていたし、映画も観に行っていましたし、カラオケに行ったときにアニメ銀魂の曲を歌ったりもしていました。
地元のお祭りで毎年やっている素人カラオケ大会を冷やかしにいった時のことです。高齢者が昭和歌謡を歌ったり、小さいお友達が当時のライダーの主題歌を歌ったりしていたのを見て、じゃあ出店の方に戻ろうか、としていたところDOESの曇天のイントロが鳴ったので「おっ、銀魂じゃん。次の出演者まで見ていこうぜ!」とちょっとだけステージに近付きました。
まぁ、その、若干トラウマになっているのであまり鮮明に光景を思い出したくは無いのですが、コスプレイヤーの方がノリノリで小芝居などを挟みつつ手作りの田舎のお祭りのステージで銀魂の主題歌を歌っている姿を直近で網膜に焼き付ける羽目になりまして。一緒に来ていた友人の苦笑に共感性羞恥が限界を突破して、夏休みが終わる前に集めていたコミックスと映画のパンフレットや来場者特典をまとめて親戚にあげました。
本当に詳しく話したり思い出そうとすると俺はつらい耐えられないという感情に支配されます。以降、なるべく銀魂からは目を逸らして生きてきました。職場の人に実写版に誘われるまでは。
読まなくなった理由:どれを買えばいいのか分からなくなったから
アニメ版から入りました。(正直な告白)
それはともかくとしてウルジャンに移籍したところまでは読んでいました。ので、より正確に記すなら「快傑蒸気探偵団」は読んでいるけれども「真・快傑蒸気探偵団」は読んでいない、とした方が良いかもしれません。
一応、ドラマCDやノベライズも追いかけてはいたのですが、掲載紙が変わるとコミックスの置き場が変わってしまうので「ジャンプコミックスの快傑蒸気探偵団」を追っていた情報弱者は真の方を追えなかったわけです。無念。TRIALS OF ULTRAMANは3月20日発売予定です。