裏声で歌えマズルカ

漫画とかゲームとか

逃げ上手の若君 第1話「滅亡1333」感想

 

「嫌な事からは正々堂々逃げるのが我々の血筋さ」

  

【初めにお断りしておきます】

 

私の日本の歴史に関する知識は戦国BASARA7割、ねこねこ日本史2割、その他1割で構成されています。このブログに書かれている情報を決して鵜呑みにしないでください。

 

正直なところ、今月のこのブログの記事の迷走具合を眺めて「書くことが無くてガチャ結果を並べ立てるくらいなら逃げ若の感想を書いた方がいいのでは?」という見切り発車により産み出されたカテゴリです。

 

それでも魅力的で感想を言いたくなる漫画があるというのは非常に幸福な話なので、のたのたと感想を連ねていきたいと思います。まぁ、幸福である代わりに弊害が無いとは言い切れないのですが……それはこの記事で書くことでは無いので。

 

【個人的に大楠公が好きです】

 

後3年で自害ですか……いや、描かれない可能性も若干ありますが。

 

いきなり敵方の話から始めるのもどうかとは思いましたが、高氏が好青年面しているのを読んで半笑いになってしまったので己の心の赴くままに行こうと思いました。素直。高氏が「声が聴こえる」と言っているところからするになむさかふつせむしむさいの話とか来るのかな、と期待しています。

 

初見時は「為朝か?(タメ君では無い)」みたいな大弓と壁に貼り付けられた遺体で気付きませんでしたが、よく見ると上半身裸で「見開きで上半身裸のお兄ちゃんがいる直義殿可哀想……」となってしまいました。このテンションで鎌倉滅べの祈祷をしている後醍醐天皇が来たらちょっと耐えられません。爆笑を。

 

 

【鎌倉仏教は仏ゾーンで一瞬なめただけです】

 

齧ってすらいませんが、お諏訪様方面ならそっちは通らない感じでしょうか。鎌倉時代では既に目の奥に舎利容器を入れて目を光らせようぜ!(尚、玉眼)みたいなことはやっていた記憶があるのですが。密観宝珠形舎利容器とかもカッコいいです。舎利信仰に関しても仏ゾーンの時に以下略です。因みにシャーマンキングは読んでいません。

 

時行様が女性的な面立ちの少年なのも孔雀の羽根が度々散らされているから孔雀明王由来の女性性なのか松井先生のヘキなのかは不明です。どちらでも面白いので問題は無いと思います。

 

大般若経も光るし、未来視を持っているなら光る位は良いんじゃないかなぁ、というのが私のスタンスです。自害した高時殿の後ろに普通に仏像があるのでその方面ワンチャン、あると嬉しいなというのも添えておきます。

 

 

【反乱シーン以降生花出てこないの良いよね】

 

特撮においても漫画においても1話というのは顧客のハートをキャッチする為に計算し尽されて産み出されるものですが、逃げ若の1話もスピーディな展開とキャクターの外連味でグッと心を掴まれました。ネウロでも暗殺教室でもそうでしたが、松井先生はこういうの凄く巧いよなぁ、と思っています。

 

個人的には逃げ若が盛り上がってデモンパラサイト異聞鬼御霊界隈が盛り上がってくれると凄く嬉しいな、って……パラサイトブラッドに移行できなかった哀れなオタクの魂に救いが来るんじゃないかなって……少し期待しています。

 

尚、マギがアニメ化した時にゲヘナの人口は増えなかったし、ゾンビランド・サガが放映されている時も別にネクロニカのプレイ人口は増えませんでした。別に泣いてないです。うらたろうと源平鬼御霊を合わせて読むと味わい深いので別に泣いてないです。