裏声で歌えマズルカ

漫画とかゲームとか

逃げ上手の若君 第8話「犬追物1333」

 

「…違うのです」

「未来では動物虐待で確定でしょうが」

「この時代では普通の事で問題にされると困るっていうか」

 

【雛祭イベ!1周年!塔!】

 

ARBの1周年記念イベントが思ったより豪華で一生懸命に走っています。初日からバグを出したりしているところも此処まで盛大に豪華賞品をお出しされると「ええやん、激励の課金しといたろ」みたいな気持ちになれます。バトルシーズンでCDを積まないタイプのオタクからも搾り取ろうという確固たる意志を感じますね。

 

問題はプロセカの冬弥イベの途中で来たり、この後に一気に駆け抜けることがシステム上不可能な塔イベが来ることだけです。プロセカの方は別に最低限度走るだけでいいのですが、塔イベは何故……このタイミングで……

 

【長寿丸くんはお兄ちゃんだぞい】

 

冒頭の台詞は雫ちゃんの”兄様”と迷ったのですが、あまりにも面白かったので諏訪さんの方を選びました。だんだん諏訪さんの台詞がCV森川智之で再生されるようになってきました。

 

大丈夫大丈夫、陰陽師なんか犬に対してもっと酷いことをしていますが普通に出版されていますからして。まぁ、漫画と小説だと動物虐待の画が無い分、小説の方が見逃されやすいかもしれませんが、当時に行われていたことの再現ですし。おそらくはこの展開を持ってくるために予め牡丹さんのくだりで「当時の獣はヤバかったんです」の話を仕込んであったのでしょうし、そういった描写が苦手な読者は普通に振り落とされつつある頃合いだと思います。8話だし。

 

冷静に考えると1話からバンバン人死にが出ているのに、作中人物が気にするのが動物虐待と非難されかねない犬の殺傷の方なのは何かがおかしい気がしなくもないのですが流しておこうと思います。人が死ぬことは釈明しなくていい漫画という媒体、読者を何処まで作者が信じるかが試される場でもある訳です。読者側も然り。

 

【前回のアレが嫌がらせじゃなくて驚愕】

 

前回のヌチュ…のシーンはアレ完全に諏訪さんへの嫌がらせだと思って信じて疑っていなかったのですが、今回の冒頭で部下にも眼球を押し付けていたのでひょっとしなくとも自然と眼球が近いタイプのキャラクターなのでしょうか、県知事。……自然と眼球が近いタイプってなんだ、と尋ねられても私も返事に窮しますが他に表現のしようがないので……己の語彙力がゴミだとこういう時に困ります。困窮。

 

ほいでもって諏訪さんサイドも「貴方ごとき」「この前射た無抵抗な巫女と違って」と煽りに煽っているので領民を傷つけられたことに当たり前ですが立腹している様子で今後の県知事VS明神様が楽しみになって来ました。まぁ、寿命は見えているのですけれども。

 

諏訪さんの未来予知はどのタイプの未来予知なのかは分かりませんが、未来に干渉は出来ないタイプではないかなぁと与太を飛ばしておこうと思います。尚、この与太を投げている人物はヒプノシスマイクで世界第三次大戦無かったんじゃねーの説を唱えたりしているとこは注記しておきたいです。

 

【最後のコマの躍動感いいよね……】

 

個人的にシンケンジャーで殿と十臓のチャンバラが好きなタイプの人間なので、馬に乗れる役者は沢山いて良いし、そういう画が出る時代劇や現代劇が沢山放映されると嬉しいです。あっ、逃げ若はジャンプ漫画なのでアニメには1ミリも期待していないので大丈夫です。私は漫画が好きなタイプのオタクなので。

 

それはともかく、今回の巻末の逃げ若の準備段階で注ぎ込まれた松井先生の私費の話を聞いて馬だって鞍とか鐙とかとか書かなアカンもんな、みたいな表情になってしまいました。残っている史料に忠実にすればいいというものではないのでしょうが、物語の時代背景を壊さないリアリティが必要ですからして。

 

馬イクの話はやめて下さい。戦国BASARAは歴史ものではなくスタイリッシュ英雄アクションなので逃げ若とはジャンルが違います。私は好きですけれども。