裏声で歌えマズルカ

漫画とかゲームとか

逃げ上手の若君 第11話「坊ちゃん1333」

 

「君は何て無欲なんだ!」

 

【今週のアンケート】

 

まぁ、毎回毎回逃げ若と関係のない枕を置くのもどうかと思ったので、今後は読者アンケートを頭に持ってこようかと考えまして。試行。

 

今週は

①逃げ若

②マッシュル

③サカモト

 

でアンケートを出しました。SAKAMOTO DAYSには時折グッと引き込まれる画があるので割と好きな漫画です。鳥が観測手の狙撃手という設定も洒落ていてベネ。暗殺者だけに。

 

【身軽で素早い風間さんがいる漫画】

 

頼りになる諏訪さんがいて、身軽な風間さんがいる漫画を並行して読んでいる身分な訳です。まぁ、若干前者はこじつけ臭いかな、と思わなくもありませんが。ただ、作者が作者だけに諏訪さんが箱になったらちょっとダメージが大きいですね。いろいろな意味で。

 

風間さんの「坊々は簡単に人を信じるもんだ」で何とはなしに故・兄上の顔がチラついたりしたので本当に鬼畜大賞1333は罪深いなぁという表情をしています。前も言った気がしますが、P5なんかでもそうですが最初のヴィランって結構作品の顔といいますか、強烈に印象に残ることが多いので見逃して頂きたい……というにはちょいとキャラクターが濃かったと思います。県知事は鬼畜大賞1333とは方向性が違いますし。負けた翌日に笑顔で来るのは綸旨が滅茶苦茶嬉しかったんだろうなぁ、となってしまいます。

 

そんな風間さんですが、登場したのが岩の上ではなく木の枝だったので揺らそうと思っていた時行様が逆に揺らしてしまえば、風間さんもぐらぐらするというのは分かりやすくて良いですね。見ろよ錆兎を……アイツ初登場時から岩の上でしたよ……あの頃から鬼滅では岩とか石って武力といいますか暴力といいますか力のメタファー感ちょっとありましたからね。そりゃあ岩柱が最強ですよ。1話からして柱を義勇さんを主人公か投石で退けようとしてますもん。

 

蛇足ですが、雫ちゃんの財布が蛙なのはお諏訪様のところの巫女だからですかね。

 

【やっぱり弧次郎君いいとこの子なんかい?】

 

まぁ、幕府の跡継ぎ(継ぐべき幕府を再興できるとは言ってない)の本人も言っていたように「旗揚げからの生粋の功臣」に海のものとも山のものともつかない子供を宛がったりはしないでしょうね、という話でおしまいですかね。綸旨への抗議に来た真田さん家に就職しそうな苗字の三人衆の縁者……まぁ、この辺は死亡時の回想とかでなければいいかな、と思わなくもないです。

 

後は肩ドンを忘れない県知事は登場する度に諏訪さんに地味な嫌がらせをしていくのだろうか……お願い県知事アイデンティティを見失わないで……みたいな気持ちになりかけていましたが、今後「目がいい」県知事が風間さんの素顔を見たりするのかな、と思い直しました。それはそれとて諏訪さんへの嫌がらせにアイデンティティの比重が置かれた県知事、諏訪さんの退場後にどうなるのか心配です。いや、別に県知事に思い入れが出来てきた訳ではありませんが。

 

【信頼と忠義って貸し出すものだったんか……】

 

漫画を読んでいるときは最初に先祖が開墾した土地の重要さを切々訴えられたので気にしませんでしたが、個人的にはお金と国ならお金が欲しいです。出来れば税金のかからない不労所得がいいです。(真剣な表情)

 

本気の冗談はともかく、時行様をマジで県知事に売ったら待っているのは五大院の待遇……でも無さそうですが少なくとも県知事が「自分で見つけた」ことにしたがりそうなので残念ながら三途の船の渡り賃として密告料が支払われそうな気がします。私は吊り天井を作った大工は皆殺しにされる文化で育ってきた人間なので。