裏声で歌えマズルカ

漫画とかゲームとか

逃げ上手の若君 第28話「悪酔い1334」

 

大半の人間は人が潔く死んだかどうかに

興味が無いのだ

 

【でも、イベンターも音楽業界の人も食べてかなきゃいけない】

 

西川貴教氏及び滋賀県、そしてイナズマロックフェスの苦渋の英断を一社会人として支持します。

 

今回のアンケートは

 

1. マッシュル

2. 破壊神マグちゃん

3. 逃げ上手の若君

 

となります。無人島にひとつ持って行くなら「遊び心」のウネさん、邪神としての格が高すぎて笑顔になってしまいます。

 

マッシュルは純粋に友情!努力!勝利!という感じで文句無く1位です。ずっとお爺ちゃんと2人暮らしだったマッシュくんが社会に適応しているのを見るともうちょっと世間はマッシュくんに甘くても良くないか……駄目?駄目かぁ……となってしまいます。

 

後はヒロアカと高校生家族でベクトルの違う地獄が主人公を襲っていて笑いました。

 

【1話で「皆 忘れる」と断言された主人公】

 

前回からちょっと引っ張りますが、人間、薄々「死んだら何も残せない可能性がある」ことを分かっているから「死に花」という死んだ後の自分は観測できない爪痕を残そうとしているのかなぁ、という表情になってしまいます。猫箱の中で黄金郷を作っても救われるの本人だけじゃん?みたいな気持ちになってしまいますが、傍から見ると姑獲鳥の夏っていうか……陰摩羅鬼の瑕っていうか……

 

個人的にオベロンではありませんが、人間の生きる目的って結局のところは「幸福」だと思っている人間なので、その「幸福」が他者を害する形で顕現する際には公共の福祉さん\ワーフェア/理念の力、お借りします!となってしまうので……あまりコッチ方面の話をするとノータイムで某ヨーロッパのパン籠をボロクソに言いそうになってしまうのでやめておきます。

 

言うて忘却も人間の権利なので諸行無常、という話かも知れません。アリアンロッドの竜輝石の設定を見た時に手打ちというか戦争は此処まで、みたいなラインを引き易くていいな、と思ったのですが敵の神官を生かしておかない殺意様が生み出されたので人の世ってうまくいかないよね、となってしまいます。でもアルディオンで遊ぶのは楽しかったのでOKです。

 

【マジのマジで飛頭蛮では?】

 

いや、ギリ「戦場で生肉をお腹いっぱい食べた」だから人肉とは明言されてないし……人肉じゃないとも明言されてないですけど(小声)いいのかなぁ、ブラタモリで諏訪をやったりNHKで時行様が取り上げられているこのタイミングでカニバるのって……

 

まぁ、でも戦と狂信と死への衝動に悪酔いしている人間により酔っぱらっている人間をぶつけるのは、そりゃまぁ目が覚めるよね、という話です。オタクをやっていて、自分よりダンシングウィズマッドネスしているオタクを目撃すると襟を正して生きていこう、となるアレです。別名、ミス・クレーン現象。

 

【ちゃんと細々格を上げるのは大事】

 

と言う訳で「ショタのヒップアタックを受けた」という字面を見ると悲しくなってくる保科さんとその郎党ですが、きちんと粘り強さを評価されていたり、マロが「逃がしたら戻ってくるじゃん!」と追撃をかけたりときちんと一線格を残してあるのでギャグ方面に振り切らずに済んでいます。保科さんのことはちょっとアレな鉄壁ミュラーだと思えばいいんですかね?

 

マロ側にしてみれば、ほら、頼朝とか義経の例があるので此処で根切りにしておこうというのは大正解だと思います。個ではなく、集団を逃がす撤退戦、素直に巻頭カラーが楽しみです。