裏声で歌えマズルカ

漫画とかゲームとか

SQ.2021年7月号 ワールドトリガー感想

 

「話し合いましょう」

 

第208話「遠征選抜試験⑥」

 

【私からの好感度とかいう何の役にもたたないパラメータ】

 

遠征選抜試験編になってから私の中でのオッサムとカトリーヌへの好感度がじりじりと上がっていきます。やはりキャラクターは単体で評価するのではなく、物語の中での動きや他のキャラクターとの邂逅でどう動くか、という部分が醍醐味だな、という表情をしていると思って頂いて構いません。

 

あ、諏訪さん(ワールドトリガーのすがた)に関しては最初から好感度が滅茶苦茶高いのでじりじり上がっている好感度は誤差の範疇です。

 

しかし、やはりブリーフィングファイルで数値化されたもの以外に忍耐力とか政治力とかそういったパラメータが存在していそうで震えています。なんで10代の少年少女を主力とする組織で考慮される部分に政治力があるんですかね?恐怖。

 

【全員背中の模様がおそろいでちょっと笑ったり】

 

葦原先生の脳内人格六部衆!?何故本編に!?自力で出演を?

 

冗談はともかく、これ、遊真とカナダ人割と厳しい奴じゃないですかね?遊真は一応中学に行っていますが、カナダ人は……A級のヒューストンが近界民だと知っている勢が若村11番隊の点数評価予測を最下位にしたのはこういった学力、といいますか玄界の一般教養が試験に出ることを知っていたからなのでしょうか。

 

そして私は悪いオタクなので、設問が全員共通の共通課題はトリオンが多めの人が問題をバーッと出してメモ帳かなんかに書き出し、時間外で思考を必要とする問題を解いておいてトリオン節約のために回答だけを記入できないかとルールの中で暴れる方法を考えています。多分、こういう思考回路だから緑谷くんのようなPC①をやってくれる友人が居ないねんな。自業自得。

 

後は1回だけ再生される動画を見ての回答なんかは村上10番隊は滅茶苦茶有利だな、みたいな表情になりました。隊長がちょっと寝てから問題を解いて、回答を共有すれば全員点数が取れるやつじゃないですか。

 

【もぎゃっ もぎゃっ】

 

カトリーヌへ、普通の人は夏休みの宿題を最後1日で解いたりしないんですよ。

 

それはともかく、好きなもの「友人」のカトリーヌが「香取隊でなら行くわよ」と圧をかけてもそれほど萎縮しない眼鏡や、「諏訪さんのあとに入るのとかヤダ……」を「シバくぞ」で捌いていける諏訪さんがいるので中学生のオッサムを差し置いてカトリーヌがチームの末っ子みたいな風格がありますね。華さんが普段放置プレイに走るのも良く分かります。「遠征希望じゃないんですね」とにこやかなオッサムも若干年下力を使いに来ている気はしますが。

 

しかし、ひょっとしなくとも太刀川さんがダンガーしたのって遠征選抜試験の時の共通課題だったりするのでしょうか。もしかして、パソコンの電源が抜けた話も……?

 

【完全なる蛇足ですが】

 

食料品は調理せねばならない、となった時点で脳裏に本物の悪の顔が浮かびました。柿崎3番隊に合掌。言うて施設内に持ち込める私物でカップ麺とか太一が持ってきているかもしれませんし。(震え声)

 

それにしてもボーダー、調理スキルも必要とする組織なんですね……これは若干支部でご飯を作ることのある支部所属の人間が有利かなぁ、という表情になりかけた時点で食料を唯々諾々と与えられていた捕虜の姿が脳裏を掠めたので、この意見は伏せておこうと思います。ヒューストン、カナダ料理を仕込まれ……私の中のカナダ料理ってメイプルシロップを雪の上に出して棒でくるくる巻いて食べる奴とアルデンテという言葉が死んだパスタとスモアしか出てこないのでこの分野に関しては沈黙を守ろうと思います。そう、料理が出来ない人間です。