逃げ上手の若君 第23話「臣従1334」
「以後 貴様は賊であることを禁ずる」
「武士としてのみ儂に仕えい」
【単行本を読んで膝から崩れ落ちました】
さ、さよならを教えての人!?逃げ若のスタッフ、しかも諏訪信仰周りの取材協力者がさよならを教えての人なんですか!?
あの、私はですね、周囲のオタクが解説上手の解説担当の人を皆知ってたのにひとりだけ知らなかったレベルで浅学菲才の身なんですけれども、その私ですら「この名前どこかで見覚えが……」となったので滅茶苦茶驚きました。驚愕。どういったツテで……?
どうしましょう、逃げ若が「信仰、男、狂気、少年、さよなら」方面に行ってしまったら……感想書き辛くなりますね……
上手く伝えられないのですが、言うなればFGOのサーヴァントのイラストに吾峠先生が参加しているようなものだと申しましょうか……逃げ若読んでた中で1番驚きました。
【今回からアンケートを入れられるので】
今週のアンケートは
1、あやかしトライアングル
2、逃げ上手の若君
3、SAKAMOTO DAYS
にしました。
いや、今週のあやトラ完璧じゃないですか……?善良さ故に怪異と関わってしまった少女が、善良さ故に誰にも相談できず、ひとりで必死に戦おうとするも力及ばずあわや命を奪われそうになる所でヒーローが颯爽登場する……完璧です。こういうダブクロのシナリオをこれまで数多回してきましたが、此処まで綺麗な流れに出来る自信はありません。で、縊鬼のデザインがちゃんと怖いのも良いですね……
サカデの方は車両の連結部分での殴り合いは日常の横での命のやり取り感があって好みです。「お前みたいなやつ 家族に近寄らせたくない」はごもっとも。
【小笠原さんの格を上げていくスタイル】
ひょっとしてこの漫画のラスボスって尊氏じゃなくて県知事だったりします?みたいなレベルで小笠原さんの格が上がっていきますね。今の時点で人気投票したら下手すると諏訪さんと県知事の一騎打ちになるレベルなんじゃないでしょうか。初登場時は上司にダニ見せてる人だったのに……
戦況も読めるし、生きてれば敗北した手駒も回収するし、民をむやみに傷つけることは理由も付けて禁ずるし、瘴奸殿が本当に欲していたものが普通に与えられているしで章ボスで収まる器には見えないのでワンチャン、ラスボスルートがあるのではないかと疑っています。
子孫が生きているから配慮しているのでは?と言われたら「それは……そうなんですが」とオッサムします。
【サラッと息子が出て来ちゃいましたね】
1ミリも学の無いオタクなので援軍に来た諏訪さんを見て「お、お諏訪様だからフランベルジュなんですか?」みたいな事を言いそうになりました。未だ頭の先まで鬼滅の刃に浸かっているもので。
そして雫ちゃんは諏訪さんの息子の女体化かな、と思っていたのですが今回普通に出て来た息子さんによって打ち砕かれました。ちょっとFGOに毒され過ぎだったようです。歴史漫画で歴史上の人物を女体化しているのを前提に読んでいた私側に問題があったと思います。反省。
と言う訳で雫ちゃんの正体が振り出しに戻ったのですが、次回の「力の源泉」みたいなところに関わって……いや、もう少し引っ張るような気がします。勘ですけど。
【危ない本当に危ない】
し、瘴奸殿普通に生きてましたね……名乗りを上げなくて本当に良かったとしか言えません。名乗っていたらヤバかった奴です。
そして吹雪君があっさり郎党入りしましたが、私はまだちょっと彼の事を足利サイドの方が似合うと思っているのであまり信頼していません。今回の扉絵でも比較的遠い所に配置されていましたし。
しかし、世が世なら小学生をやっていた子が戦をしなくちゃいけないというのは松井先生ではありませんが「生々しい気持ち」になってしまいます。正味な話、もし明日から乱世になって人を殺せ、と言われたら非常に困ります。多分、出来ないので。