裏声で歌えマズルカ

漫画とかゲームとか

逃げ上手の若君 第31話「生きたがり1334」

 

殺すのは下策

無能の敵将は生かしてこそ役に立つ

 

【今週のアンケート】

 

1 逃げ上手の若君

2 マッシュル

3 SAKAMOTO DAYS

 

結局、鬼滅原画展は諦めることにしました。致し方ありません。公式ホームページのグッズの項に図録が無いことに不安を感じてはいますが。

 

 

【性癖と仕事が合致した例】

 

総大将が殿を務めることにこの上ない説得力を持たせてくれているのが逃げ若の魅力の一つだと思います。まぁ、この戦いでは総大将は保科さんで、時行様の身分は”御使い様”なのですが。

 

しかし、保科さんサイドにしてみれば明神様は戦を避けるように伝え、それに見合った人員を派遣してくれたことになる訳で信仰心アップ案件ですね。こうやって諏訪神党結束力が固まっていく訳です。成程。

 

パルティアンショットくんが表紙に来ず、今回も当たり前ですが技名が叫ばれることも無く使用されていたので必殺技というよりは逃げる際の応用技能として扱われ始める波動を感じました。ワートリで言う所の集中シールドです。

 

非常に個人的な話ですが、遊戯王のカードプールをひっくり返して一撃離脱を探しましたが見当たりませんでした。こんなご時世で無ければカードショップのストレージを漁りに行くのも吝かではないのですが。

 

 

【いや普通にこの門番さん怖いな!】

 

平和な顔の門番さんがじゃがりこみたいな音を出して刀を敵に刺しているのですが、これ、最初の退却の鐘が鳴っている時点で刺されている側が血液しか出ていない上に門番さんの手の動き的に同じ人物を刺している様にしか見えないんですよね。

 

2秒ぐらい考えましたが、「合戦中に」相手の遺体を必要以上に損壊することによるメリットって相手方に「敵にヤベー奴がいる」と思わせて士気を下げる位しか思い当たりません。まぁ、今回は保科様も恩賞が出せない状況なので弧次郎と同じく首を取る必要性が薄いというのもありますが、敵を滅多刺しにする必要性も薄い訳です。作中で説明されている通りに撤退戦になれば追う側は積極性に欠けるのですから。

 

要は何が言いたいかと申しますと……門番さん、完全に趣味で敵を刺し続けてますよね?ストレス解消か何かかな?

 

 

【無能な敵とかいう味方】

 

でもマロも族滅を言い出したあたり最低限のラインは弁えていそうな気はします。

 

此処でマロが討ち死にしていた場合、県知事が国司に出世していたりしたのでしょうか。そう考えると吹雪くんナイスプレーですね。

 

 

【最後のコマで滅茶苦茶笑ってしまったので】

 

北条に仕える風”マ”の忍が直立不動で馬に乗っているので逃げ上手の若君は実質戦国BASARA、と言おうとしてそっと飲み込むくらいの良心が己に残っていたことに少し驚きました。狐の面なら天狐仮面です……し……アイツ武田軍かぁ……絶妙にリンクしちゃって微妙に後味が悪い与太になってしまいました。